テストリリース 1.0.0 RC 1a †
2008/12/12
現在、多くの環境で以下のテストリリースで変換動作が行えない問題が発生しているため、調査をしています。
コメント欄を読んで対策ができなさそうであれば、インストール、上書きをお控えください。
インストーラ版: CravingExplorer-1-0-0-RC1a.exe
ZIP版: CravingExplorer-1-0-0-RC1a.zip
次のテストリリース版を公開しています。テストリリース 1.0.0 RC 1b
【更新履歴】
- YouTubeのHD 動画に対応しました。
- ffmpeg を SVN-r16043 に差し替えました。RC1 以前のオプションは利用できなくなりましたので、convert.xml を変更している場合は、オプションの変更を行ってください。
- veoh に最近アップロードされた動画の変換が行えるようになりました。(正しく変換できないこともありますのでご了承ください。)
- convert.xml の内容を変更しました。
・WMV への変換を追加しました。
・iPod、iPhone、PSP、WALKMAN への変換に、ワイドサイズを追加しました。16:9 のワイドサイズでアップされている動画はこちらで変換してください。
・PSP への変換で RC1 での変換よりファイルサイズが小さくなるようにしました。(画質は以前変わらない程度になっていると思います。)
・ffmpeg の更新により変更になったオプションを修正しました。
・その他大幅に内容を変更しました。
- 検索エンジンをショートカットで切り替えられるようにしました。検索バーの文字入力部分に先頭から ¥[ショートカット文字][スペース] と入力することで、検索エンジンを切り替えられます。
- アドレスバー、検索バーでオートコンプリートを実装しました。
(Craving Explorer オプション→ナビゲーションバーから無効にすることができます。)
- 検索バーに何も入力されていない状態で↓キーを押すと、履歴の一覧を表示するようにしました。
- アドレスバーからサイトを開いた時、ブラウザビューにフォーカスをあてるようにしました。
- ニコニコ動画で特定の動画が保存できなかった不具合を修正しました。
- ナビゲーションバーのリサイズ時に描画がちらついていたものを修正しました。
【更新内容について】
ffmpeg を最新に近いものに更新しています。対応コーデックの追加やスレッド対応等も行っています。(マルチコア CPU を利用している場合、少しは速度向上することもあるかも??)
ffmpeg を更新したことにより、veoh で変換できなかった動画も変換できるようになりましが、うまく変換することができない動画があるようです。
また、YouTube の HD 動画の変換では、AVI、MPEG に変換したときに、正しく再生できないことがあります。
# YouTube HD 動画をパソコンで再生する場合、現状では MP4 が再生できるプレーヤーで見るか、WMV へ変換するのが最適かと思います。
これらの問題を解決できるようにいろいろ CommandLine を調整しているのですが、うまくいっていない状況です。(現状で最適と思われるオプションにしています。)
うまく解決できるようなオプションを見つけた方はご報告いただけると助かります。
また、RC1 以前と比較して、変換失敗の頻度が増えたという場合も報告お願いします。
# あまりに問題が多く発生する場合は、RC1 以前の ffmpeg に戻すことも検討します。
YouTube の HD 対応は、「高画質で動画を保存する」、「常に高画質で動画を再生する」にチェックを入れた場合、HD 動画があれば fmt=22 を、なければ fmt=18 をつけて保存、再生するようにしています。
検索エンジンのショートカットには以下の文字列を割り当てています。
YouTube | y |
YouTube (サムネイル) | yt |
YouTube (Web) | yw |
ニコニコ動画 | n |
ニコニコ動画 (Tag) | nt |
Google Video | gv |
Yahoo 動画 | yv |
Gyao | gy |
Google (Web) | g |
Yahoo (Web) | y |
Amazon | a |
convert.xml に、<Device>という項目が増えていますが、現状は利用していません。
次のテストリリースではこれらを利用して、動画保存の時に、iPod、iPhoneなどのデバイスを階層表示させる予定です。(変換種別が多くなりすぎて煩雑になってしまった為です。)
download フォルダにすべてのフォルダが作成されてしまう問題も現在修正中です。
【コメント】
質問、不具合報告等は、下のコメントフォームか、直接このページを編集するようにお願いします。
- 早速利用させていただいております。 -- k38
- Vistaで、c:\Program Files\CravingExplorer\template\convert.xmlを修正したことがあると、上書きインストール時にconvert.xmlが展開されないようです。UACのいたずらだとはおもいますが、念のため。私は一度アンインストールして、残ってしまったconvert.xmlなどを手動で削除してから、新規にインストールしました。 -- k38
- 埋め込みリンクの「音声で保存」が空っぽで、movieもmusicも全て「動画を保存」に入ってしまっています。 -- k38
- ffmpegの実行に必要なライブラリが無いようです。ffmpegをじかに実行しますと、「ffmpeg.exe コンポーネントが見つかりません」「pthreadGC2.dll が見つからなかったため、このアプリケーションを開始できませんでした。アプリケーションをインストールし直すとこの問題は解決される場合があります。」と出ます。とりあえず、FFmpegを他サイトのものと差し替えて検証を継続します。 -- k38
- >k38 さん ご報告ありがとうございます。http://blog.crav-ing.com/archive/pthreadGC2.zip に DLLを置きました。[Craving Explore イントールフォルダ]/lib に pthreadGC2.dll を置いてお試しください。(依存関係をなくしたつもりだったのですがまだ残っているみたいなので、これからら調査します。 -- tuck@作者
- 少し修正に時間がかかりそうなので、スタートページ/ニュースチャンネルからこちらに誘導していたものを一旦削除します。 -- tuck@作者
- DLLいただきました。FFmpegを元に戻して、DLLをlibに入れた状態で、検証を再開します。 -- k38
- h264+AAC-LCへの変換は追加されないのでしょうか?変換無しでdownloadした動画で、音声部がHE-AAC(Version2も含む)だとQuickTimePlayerで再生できないので。ちなみに私はffmpegを入れ替えてh264変換を行っています。ちょっと長いですがオプション指定は、(-threads 2 -flags loop+bitexact -flags2 mixed_refs -trellis 2 -g 300 -keyint_min 25 -sc_threshold 40 -subq 7 -partitions parti4x4+parti8x8+partp4x4+partp8x8+partb8x8 -me_method esa -me_range 21 -cmp chroma -refs 6 -deblockbeta 0 -deblockalpha 0 -bufsize 10000k -maxrate 10000k -qcomp 0.6 -qmin 21 -qmax 51 -qdiff 4 -level 30 -coder 1 -vcodec libx264 -s 640x480 -aspect 4:3 -r 30000/1001 -b 1536k -bt 1536k -acodec libfaac -ac 2 -ar 48000 -ab 128k -async 100 -f mp4)としています。但しPCで再生する設定なのですが、少し調整すればi-podやwalkman用にできると思います。 -- red
- PSP用にh264変換があったのですね。すみません、よく見ていませんでした。ただ、 -vlevel の指定は最新のffmpegでは無くなったと思います。(但し、指定していてもエラーは出ないようです。)また、個人的には -subq -partitions -qmin -qmax -qcomp -qdiff の指定と -bufsize -maxrate の数値は大きい数値を入れたほうが良いと思います。 -- red
- MPEGの変換オプションですが、mp2で互換性を重視するなら -ar 48000 -ab 256k の方がいいとおもいます。 -- k38
- 要望ですが、どうせconvert.xmlの書式を変えるのであれば、ffmpegのプログラムごと指定するようになりませんか? というのも、そうすれば、ffmpeg以外のツールを使用することができるようになり、ニコニコムービーメーカー作品などの変換(音声抽出)などに応用できるとおもうのです。どんなもんでしょうか? -- k38
- それから、複数コマンドを使えるようになると、2pass変換などが可能になって、より高度なことができるようになるとおもうのですが・・・。でもこちらは最悪、CMD.exe経由のバッチファイルで対応ってのでもできなくはないので、まず↑のが実装されてからですね。 -- k38
- 重箱の隅で申し訳ないのですが、convert.xmlの<Device>のPSPの<DeviceName>がiphoneになってます。 -- k38
- k38 さん、red さん、報告ありがとうございます。
> Vistaで、c:\Program Files\CravingExplorer\template\convert.xmlを修正したことがあると、上書きインストール時にconvert.xmlが展開されないようです。
編集時にどの権限で編集したか、等が関係しそうですね。こちらは現状のまま様子見とさせていただきます。
> 埋め込みリンクの「音声で保存」が空っぽで
修正しました。rc1b をご確認ください。
> -vlevel の指定は最新のffmpegでは無くなったと思います。
外しました。
> -subq -partitions -qmin -qmax -qcomp -qdiff の指定と -bufsize -maxrate の数値は大きい数値を入れたほうが
それぞれの効果はどんなものですかね?出来上がり後のバイナリサイズ、変換の確実さ、画質の観点で、入れた方が良いと思われるものは追加したいのですが・・・。
> ffmpegのプログラムごと指定するようになりませんか
これは私も考えています。特に swf からの音声抽出は早くやりたいので。少し仕様検討に時間がかかるので正式リリース後になると思います。(Transcoding.ini とある程度互換性を持たせるつもりです。)
> convert.xmlの<Device>のPSPの<DeviceName>がiphoneになってます。
修正しました。
-- tuck@作者
- それぞれの効果ですか?難しいですねぇ...-partitionsは+でつなぐオプション数が多いほど画質は綺麗になりますが、反面変換に時間がかかります。(ffmpeg公式のpsp用変換のところにも書いてあったので加えました。)-qminは、アニメなどの変換の時に、黒い画面にグレーの霞がかかったようになったので、大きい値を入れました。その他については、wikiやffmpeg公式や、http://blog.k-tai-douga.com/ の過去のログなんかを見て追加していった結果、あんな長い状態になった次第です。正直、効果の少ないオプションもあると思いますが... -- red
- どのオプションも、結局メリット、デメリットが出てきてしまうんですよね。好みの問題もありますし。
一人で数多くのオプションを検証していくのは限界がありそうなので、機器毎に wiki でページを作って、いろいろなオプションを皆さんで検討してもらうのも良いかもしれません。 -- tuck@作者
- そうですね。ffmpegのオプションはかなり多く、h264専用のオプションもあるので、正直1人では検証に時間がかかりますので。 -- red